ふたば学舎の日常

このブログでは【NPO法人ふたば(ふたば学舎指定管理者)】からの情報をお伝えしています。

8月に夏祭りを開催します

8月20日(土)13:00~18:00にふたば学舎で夏祭りを開催します。学校の夏休みが終わりごろなので、祭りのタイトルを「なつはおわり!でも、なつまつり」としました。

当館では毎年11月に「まちの文化祭」を行っていますが、夏の祭りは初です。流しそうめん、屋台、夏休みの自由研究に役立つ小学生向け教室、おばけ屋敷、パフォーマンスと、いろいろ楽しめる内容になっています。たくさんの人に来ていただきたいと思っています。

チラシはこちら↓

 

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ふたば学舎(の大人の部活動!)「まち道部」が主催で、当日は部員が夏祭りスタッフとして動きます。また、地域のいくつかの団体さんにも運営について協力していただく予定です。

お楽しみに!

(やまずみ)

趣味の音楽活動

今日は、『被災の語り歌』プロジェクトで「1995年1月17日早朝」と題する詞をご提供いただいたアサイさんがお越しになり、最近自主制作されたシングルCDをご紹介くださいました。

*『被災の語り歌』については↓

http://futabasyo.jp/modules/pico/index.php?content_id=152

収録曲のタイトルは「宇宙」という壮大なもので、シンセサイザーで演奏されています。

また、昨年作られたという7曲入りCD『イントロダクション~はじまりのとき~』も聞かせていただきました。全曲ピアノによる演奏で、ゆっくりしたい時のBGMに最適な感じです。

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アサイさんとは1年半ぶりにお会いしましたが、音楽活動を続けられているということで素晴らしいです。以前イベントなどでご協力いただいた方とまたお会いできるのはありがたいことです。(やまずみ)

素敵な七夕飾りができました

昨日、ふたば学舎「まち道部」による『七夕まつり』を講堂で実施しました。

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赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで約220人の方々にご来場いただき、おかげさまで開催前日に長田区獅子ケ池で調達してきた10本の笹はさまざまな願い事を書いた短冊で飾られました。どの願い事も素敵なもので、読んでいると幸せな気分になります。すべての願い事がかなうことを願います!

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子どもたちには短冊のほか、的あてゲーム、輪投げ、千本引きを楽しんでもらいました。思いのほか的あてゲームが人気で、的となる穴にボールかフリスビーが入るまで何度も挑戦するお子さんが多くいました。

来年も実施するなら、さらにお祭り要素を加えた、より楽しい七夕祭りにしようかと思います。

ちなみに今回のお祭りの運営は4名の「まち道部」部員(!)と一緒に行いました(部員のみなさん、ありがとうございました)。今後も「まち道部」は祭りを通した地域貢献を考え、実施していきます。祭りや地域活動などに関心のある方は、ぜひ「まち道部」に入部してください。お待ちしております。

*まち道部についてはコチラ↓

http://futabasyo.jp/modules/pico/index.php?content_id=141

(やまずみ)

笹とりにいきました。

明日の七夕まつり用の笹を(許可を得たうえで)長田区獅子ヶ池にとりにいきました。

獅子ヶ池自治会の方々にご協力いただきました。誠にありがとうございました。

七夕にうってつけの笹を用意することができました。

明日七夕まつりを開催するのが楽しみです。

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(やまずみ、ながい)

昭和以降の地震被害

震災学習の参考にと、昭和以降の地震被害(死者・行方不明者を出した巨大地震)をまとめてみました。

抜けや誤記があるかもしれませんが、それにしても、10年の内に(年によっては複数の)日本のどこかで地震があることから、やはり日本は地震大国ということがわかります。

地震被害まとめ(昭和以降、死者・行方不明者を出した地震

* 出所:気象庁「過去の地震津波災害『明治以降1995年までに、我が国で100人以上の 死者・行方不明者を出した地震津波』」を基に作成

発生年月日

マグニチュード

地震

死者 行方不明者

最大震度

最大震度を観測した観測点(地方)

昭和2(1927)年3月7日

7.3

北丹後地震

死者 2,912

6

京都府 宮津測候所など

昭和5(1930)年11月26日

7.3

北伊豆地震

死者 272

6

静岡県三島市東本町

昭和6(1931)年9月21日

6.9

西埼玉地震

死者16

5~

東北地方から近畿地方

昭和8(1933)年3月3日

8.1

昭和三陸地震

死・不明 3,064

5

岩手県宮古市鍬ヶ崎など

昭和16(1941)年11月19日

7.2

日向灘地震

死者2

5

宮崎市延岡市など

昭和18(1943)年9月10日

7.2

鳥取地震

死者 1,083

6

鳥取県 鳥取市吉方

昭和19(1944)年12月7日

7.9

東南海地震

死・不明 1,183

6

三重県津市島崎町など

昭和20(1945)年1月13日

6.8

三河地震

死者 1,961

5

三重県 津市島崎町

昭和20(1945)年2月10日

7.1

青森県東方沖地震

死者2

5

青森県八戸市

昭和21(1946)年12月21日

8.0

南海地震

死・不明 1,443

5

和歌山県串本町潮岬など

昭和22(1947)年6月10日

7.4

与那国島近海地震

死者5

5

沖縄県石垣市

昭和23(1948)年6月28日

7.1

福井地震

死者 3,769

6

福井県福井市豊島

昭和27(1952)年3月4日

8.2

十勝沖地震

死者28

不明5

6

北海道池田町

昭和33(1958)年3月11日

7.2

石垣島近海地震

死者2

5

沖縄県宮古島市石垣市竹富町

昭和35(1960)年5月23日

9.5*

チリ地震津波

死・不明 142

-

震度1以上を観測した地点なし

昭和36(1961)年2月27日

7.0

日向灘地震

死者2

5

宮崎市、日南市、都城市

昭和36(1961)年8月19日

7.0

北美濃地震

死者8

4

福井県福井市など

昭和41(1966)年3月13日

7.3

与那国島近海地震

死者2

5

沖縄県与那国町

昭和43(1968)年4月1日

7.5

日向灘地震

死者1

5

延岡市宿毛市

昭和43(1968)年5月16日

7.9

十勝沖地震三陸沖北部地震

死者52

5

函館市青森市盛岡市など

昭和49(1974)年5月9日

6.9

伊豆半島地震

死者30

5

静岡県南伊豆町

昭和53(1978)年1月14日

7.0

伊豆大島近海地震

死者25

5

伊豆大島横浜市

昭和53(1978)年6月12日

7.4

宮城県沖地震

死者28

5

宮城県仙台市など

昭和58(1983)年5月26日

7.7

日本海中部地震

死者 104

5

秋田県秋田市山王など

平成5(1993)年1月15日

7.5

釧路沖地震

死者2

6

北海道釧路市

平成5(1993)年7月12日

7.8

北海道南西沖地震

死者 202 不明 28

5

北海道寿都町、新栄など

平成6(1994)年12月28日

7.6

三陸はるか沖地震

死者3

6

青森県八戸市

平成7(1995)年1月17日

7.3

兵庫県南部地震阪神・淡路大震災

死者 6,434 不明 3

7

神戸市等阪神淡路地域

平成15(2003)年9月26日

8.0

十勝沖地震

死者1

不明1

6

北海道新冠町など

平成16(2004)年10月23日

6.8

新潟県中越地震

死者68

7

新潟県北魚沼郡川口町

平成17(2005)年3月20日

7.0

福岡西方沖地震

死者1

6

福岡県福岡市など

平成19(2007)年3月25日

6.9

能登半島地震

死者1

6

石川県穴水町輪島市七尾市

平成19(2007)年7月16日

6.8

新潟県中越沖地震

死者15

6

新潟県長岡市、長野県飯綱町など

平成20(2008)年6月14日

7.2

手宮城内陸地震

死者17

不明6

6

岩手県奥州市宮城県栗原市

平成23(2008)年3月11日

9.0

東北地方太平洋沖地震東日本大震災

死者16,278

不明2,994

7

宮城県栗原市

平成28(2016)年4月14日

6.5

熊本地震

死者49

消防庁H28.5.9現在)

7

熊本県益城町

4/16にもM7.3の地震が発生

 (やまずみ)

 

七夕まつり、とんまつり、奇祭、そして七夕まつり

7月7日(木)15:00~18:30、ふたば学舎講堂で実施予定の「七夕まつり」はゲームや景品など準備を着々と進めています。一番重要な笹の調達が残っていますが・・・。

「七夕まつり」についてはコチラ↓

http://futabasyo.jp/modules/pico/index.php?content_id=150

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↑制作途中のボール入れゲーム

(以下、駄文)7月7日は七夕の日ですが、全国では同月同日に一風変わったお祭りが開催されています。

奈良の吉野では、「神仏を侮り、人の苦しみを喜んだ一人の男が金峯山の山上から一度蛙となって修験者に救出されたという伝説」にちなむ蛙飛行事が行われ、実は「かなり歳のおっちゃん」がカエルの着ぐるみに入ってベタ、ベタと這う「とんまつり」(=とんまな祭り)みたいです(みうらじゅん著『とんまつりJAPAN』)。

また、新潟の東湖八坂神社では、意識を失った男(=スサノオノミコト)が牛に乗せられ、船上のやぐらで綱にぶらさがる「くも舞人」を成敗する奇祭「牛乗り・くも舞」が行われているようです(杉岡幸徳著『奇祭』)。

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こうした神々を迎えるお祭り、あるいは神の側にいるというマツルの語源的な意味に近いお祭りと比べると、今回の「七夕まつり」はインパクトに欠ける気もしないではありません。毎年、仙台市で開催される「仙台七夕まつり」になると豪華でインパクトがありますが、歴史と規模がすごいので同じようなことは到底できません。

柳田國男の『日本の祭り』によると、日本のお祭りの変わり目は「見物と称する群の発生、すなわち祭の参加者の中に、信仰を共にせざる人々、言わばただ審美的の立場から、この行事を観望する者」が現れたことだそうです。今回の「七夕まつり」は、お祭りという一イベントですが、審美的に「ただながめる」だけのお祭りではなく、地域の人たちがちょっと寄って、ついでに加わって、楽しんで、周りを見渡すと「あら、あの人、前に見かけたことあるわ」なんて顔見知り社会のきっかけが生じるようなお祭りにしたいと思っています。(やまずみ)

七夕まつり by まち道部

七夕が近づいてきました。

そこで、七夕祭りを7月7日(木)15時~18時30分に、ふたば学舎の講堂で行います。

チラシです↓

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祭りといえば、まち道部!ですので、ふたば学舎「まち道部」主催での実施です。祭りといえばなぜまち道部?以下をご参照ください↓

http://futabasyo.jp/modules/pico/index.php?content_id=141

*七夕まつりの打合せを7/2(土)14:00より、ふたば学舎2階会議室で行います。まち道部に関心のある方は(TEL:078-646-8128またはE-mail:taiken@futabasyo.jpまで事前連絡の上)お気軽にご参加ください!よろしくお願いいたします。

(やまずみ)