ふたば学舎の日常

このブログでは【NPO法人ふたば(ふたば学舎指定管理者)】からの情報をお伝えしています。

やさしさわすれないで

本日、「1.17 やさしさ忘れないでin ふたば」が開催されました。
今朝は0度を下回る気温の中、たくさんのご来場、誠にありがとうございました。

10時から行われた「しあわせ運べるように」モニュメント寄贈式では、
会場に入りきれない程の人が見守る中、
作詞作曲の臼井先生をはじめ、
実際にモニュメントを作った当時の吾妻小学校6年生だった方々も駆けつけてくださり、
また、駒ケ林小学校のコーラス部の皆さん(臼井先生指揮)の合唱など、
とても心温まる寄贈式となりました。



また2階で行われたシンポジウムでは、
こちらも満員の来場者が集まる中、
当時、二葉小学校の教育復興担当教員だった佐々木勉さんのお話に、
当時を思い出され涙ぐまれる方もおられました。


そして、センター正面(二葉公園内)では、
長田区連合婦人会さんによる「鎮魂の植樹」も行われました。


明日は16年目の1.17。
神戸はやっと年明けを迎えます。

今日、たくさんの方にご来場いただき、
地域人材支援センターが“震災を語り継ぐ場”として
大きな役割を担っていることを実感しました。

センターでは本日から1階オープンスペースにて震災展示スペースを設けました。
周辺にお住まいの方々が震災直後のまちの様子を写した写真の展示を行っています。
カメラを向けるのが心苦しい・・・でも記録に残さなければ・・・
という葛藤を抱きながら写された写真。

センターでは、当時を思い出し、
そして当時感じた“やさしさ”をテーマに震災体験の語り継ぎを行っていきます。