高校生・戦後70年「未来」プロジェクト@兵庫について
8月9日(日)に当センターで、神戸の私学の高校生が中心となって
高校生・戦後70年「未来」プロジェクト@兵庫が開催されました。
戦争終結から70年。広島に原爆が落ちたことを、いまや3割強の方が知らない中で
愛知県の高校生が、誰もが安心して生きていける「平和な未来」を作りたいと平和と震災復興への思いを乗せ、広島の平和の灯の分灯を、自転車リレーで愛知まで運ぶプロジェクトに神戸の高校生が共鳴して、神戸で表記の会が当センターで行われた。
当日は、神戸市内の私学の高校生約80人。愛知の高校生等を含めて約100人の参加でした。内容は、戦争体験者の話を聞いての意見交換、当センターは阪神・淡路大震災時の状況や教訓が活かされていること、そして歌で震災を伝え、今後の災害の備えについても話しました。
また当センターの「ぼうさいソングじゃんけんぽん」は思いがけず好評で、是非愛知でも広めたいとCDを持ち帰りました。その後は、センター前で絆の文字のろうそくに、平和の火をともして、全員で幸せはこべるようにの歌うたって終わりました。
愛知の高校生に、炎天下の中をどんな思いで自転車で走っているのか聞いてみました。
A君は「自分の祖父は、戦争に行き多くの戦友が亡くなるのを見た。祖父は幸いに日本に帰ってこれて、今この自分がいる。今までこんな風に考えたこがなかった」と話していた。きっと参加した高校生はいろんなことを考えた夏になったのでは。