舞子高校で「被災の語り歌」
今年1回目のブログです。遅ればせながら、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
本日、兵庫県立舞子高等学校の1.17震災メモリアル行事にシンガーソングライターの石田裕之さんと「被災の語り歌」で30分間出演させていただきました。
石田さんが語り歌4曲を披露、私(山住)が進行役として曲の前後で少し話をするという構成でした。石田さんによる歌と演奏は素晴らしいもので、先生方や取材に来られていた記者の方からお褒めの言葉をいただきました。
一方、私はと言えば、大変恐縮ながら、いつものようにその時に思いついたことを話しました。ただ、言語化された震災の記憶からこぼれる記憶という話から、フィボナッチ数列(1、1、2、3、5、8、13...)と黄金比(1:1.618...)と無理数を連想し、過去の確定した記憶ではなく、22年経った今もずっと続く(φ的な)震災の記憶を「被災の語り歌」は表そうとしているというような話をしましたが、記憶継承のあり方としておもしろいなと自分で(!)思いました。完全に自己満足で、すみません・・・。
いずれにせよ、石田さんに披露していただいた語り歌が聴いてくださった方々の心に残っていたらいいなと思います。舞子高校の先生方、関係者のみなさま、それから参加された高校生のみなさま、ありがとうございました。
ちなみに「被災の語り歌コンサート」を3回行う予定にしています。実施日は、1/21(土)、2/25(土)、3/25(土)です。参加無料、申込不要ですので、お時間があればぜひお越しください。詳細はこちらです↓
ふたば学舎(神戸市立地域人材支援センター) - 阪神・淡路大震災を忘れない『被災の語り歌コンサート』
*司会者としてできるだけ余計な話はしないようにしようと思いますが・・・。
(やまずみ)