ふたば学舎の日常

このブログでは【NPO法人ふたば(ふたば学舎指定管理者)】からの情報をお伝えしています。

防災キャンプ:避難所体験24hの実施

8月6日(火)13時~7日(水)12時にかけて館内で1泊の防災キャンプを実施しました。主催は一般社団法人「おいしい防災塾」、ふたば学舎は協賛です。参加したのは、小・中学生15名、高校生5名、大学生6名、大人スタッフ4名でした。

 1日目は、まず防災障害物ミニ運動会ということで、子どもたちがでこぼこ道や紙食器作り、防災クイズなどに挑戦しました。

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そして、みんなで楽しく防災お菓子ポシェットを作り、夕食にポリ袋で米を炊き缶詰をおかずにして食べました。

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21時30分には講堂で段ボールを敷いて就寝でしたが、子どもたちは(学生さんも)普通に良く眠れたそうです。大人だとなかなか寝付けなかったり、翌朝体の節々が痛くなったりします・・・。今回は熱中症のことを考えて、エアコンをゆるめにかけたままにしましたが、夏場の実際の避難所ではエアコンがなければとうてい眠れないだろうし危険だろうと改めて思いました。

2日目は、朝ご飯に災害食としてホットケーキミックスを材料に蒸しパンを作りました(ふわふわでおいしい!)。

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その後、一般財団法人「大吉財団」の災害キャンピングカーを内覧しました。ボランティア活動をする際に必要なシャベルなどの道具一式が揃っていて、車内はボランティアが快適に休憩、自炊できるようになっています。

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車内に入った子どもたちからは「すごーい!」や「大人になったら買おう!」といった声があがっていました。ちなみに大吉財団さんは、去年の西日本豪雨の時にこのキャンピングカーで岡山・真備町へボランティアの復旧作業に行かれたそうです。最後に振り返りの発表会を行って防災キャンプは無事終了しました。参加した子どもたちは防災キャンプの間ずっと元気で楽しそうに防災について体感しながら学んでいました。災害時には苦しい状況を跳ね返すような力が大切であることを感じとったのではないかと思います。(やまずみ)