ふたば学舎の日常

このブログでは【NPO法人ふたば(ふたば学舎指定管理者)】からの情報をお伝えしています。

倉敷から、修学旅行生を受入れました

地域人材支援センターでは、震災体験学習事業の一環として修学旅行生に阪神・淡路大震災を知ってもらうさまざまなプログラムを提供しています。

本日は、倉敷市立福田南中学校の生徒さん34名(1クラス)と先生4名を受け入れました。
センターオープン以来初めての記念すべき受入れです!

10時半から、全員に阪神・淡路大震災の被災状況説明を行い、その後6グループに分かれて地域の語り部さんの震災体験を聞きます。

12時前から、全員で炊き出し経験!
外で炊き出しの豚汁とおにぎりを作るつもりでしたが、この日はあいにくの雨・・・・。
やむなく調理室で作ることになりました。

語り部さんたちにご指導いただきながら各グループごとに、大根、人参、こんにゃく、豚バラなどの具材を切っていきます。
みんな包丁さばきが本当に上手!片付けも自分たちでぱっぱっとしてくれます。

震災時、水が出ないことを考えて、洗わなくても良いお皿「新聞紙でできた紙食器」を作り、
おにぎりをのせました。


「炊き出し」は助け合いの象徴です。
協力しあってみんなで作り、みんなで食べる豚汁とおにぎりは、また格別のおいしさです。
おいしい、おいしい、とおかわりする生徒さんたちもたくさんいました。

今日の体験が少しでも生徒さんたちの心に響き、これからの生徒さんたちの成長にお役に立てれば・・・・・。語り部さんやスタッフ全員、熱い想いで準備してきました。
倉敷市福田南中学校のみなさん、倉敷に帰っても長田を思い出してね。
そして、いつかまた遊びに来てください!