25名のみなさんが震災体験学習にお越しになりました。
今回の震災体験学習では、避難所体験や炊き出し体験、
語り部体験談などのプログラムを通して、
阪神・淡路大震災の被災者の記憶をなぞっていきました。
それは、被災者の真似をすることによって
参加した人たちが震災をしっかり
学ぶ=「真似ぶ」ようにするためでした。
また、過去の震災の記憶だけでなく、
将来の防災に役立つ災害現場の知恵(ロープの
結び方や簡易担架の作り方など)も長田消防団団長の
方の指導のもと、実際に試しました。
本結びはおぼえておくと災害時にすごく役立ちます。
最後は、シンガーソングライターの石田裕之さんの
ミニコンサート。ご自身が体験した阪神・淡路大震災の
ことや現在携わっている東日本復興支援について、
歌を交えながら語っていただきました。
4時間以上の長い震災体験学習だったこともあり、
参加した小中学生のみなさんは少し疲れてしまったかも
しれませんが、震災のさまざまな記憶について
学んでもらえたならうれしく思います。
(担当:やまずみ)