映画が終わりました。
今日映画を見に来られた方は、60代から80代の方が多かったです。
車いすの方、手押し車でいらした方々等、
開演1時間前から、寒い中を20人の方が並んで待っていました。
よほどこの映画を楽しみにされていたのでしょうね。
寅さんの映画を、私は初めて見ましたが、映画の途中で何度か涙がでました。
主人公の渥美清さんが、病を押してこの映画に出演されていることを思っては涙し、
阪神・淡路大震災の場面では、当時を思い出して涙がでました。たぶんこの思いは、
映画をご覧になっている世代も、生きてきた歩みも違う方々と一緒だと思いました。
同じものを観て共感できる空間を共有できる映画の力も感じました。
来場者約220人、帰るときはみなさん口々に「ありがとう」と言葉をかけて頂き、
握手もして下さる方もいました。みなさ良いお顔でした。上映して良かった。
(むかい)