センターの建物の素晴らしさ!
昭和4年に建築された当センターは素晴らしい建物です。
外見は、3回の講堂の窓の開口部が6連のアーチでデザインされ、
正面玄関は、半円のアーチが施されて、とてもしゃれたいて、元小学校とは思えない建物です。この建物を設計した方は、有名な建築家でもなく、
神戸市役所営繕課の清水栄二氏が設計されたそうです。それも素敵ですね。
センターの廊下の天井部分は、アーチ型になって、これもまた見ごたえがあります。平成22年にセンターがオープンするまでは、映画の撮影にも度々使用され、オープン後は、OM撮影などに利用されています。
このセンターは、戦災も阪神・淡路大震災も乗り越えてきた建物で、
すごいパワーがあるのではないかと思っています。
先だって、北海道から二葉小学校を、何十年前に卒業された70歳ほどの方が、ふらっとお見えになり、センターをくまなくご覧になって帰りました。階段の手すりを触ったり、廊下の油引きの匂いが懐かしとおしゃっていました。
また、震災で家も何もかも焼けてしまった。思い出での建物はこの小学校だけです。残ってくれてありがとうと言われた方もいました。
センターは、単なる建物ではなく、多くの方の思い出がいっぱい詰まった建物だと、つくづく思いました。みなさんもどうぞ、見に来てください!