シンガーソングライターの石田裕之さんにご来館いただき、「被災の語り歌」と「まち道部」について打合せしました。
「被災の語り歌」は、阪神・淡路大震災の被災者の声/歌を集めるという震災学習事業のプログラムで、石田さんの全面的協力のもと昨年1月17日にCDをリリースしました。チラシはコチラ↓
http://futabasyo.jp/modules/pico/index.php?content_id=152
これまでそのコンサートをふたば学舎の講堂で2回(平成27年と平成28年の1月17日)行ったのですが、今年は当学舎に限らず、神戸市内で複数回実施する予定にしています。
また、「まち道部」は、当学舎の人材育成事業の一環で、近隣地域を顔見知りの多い社会にすべく、祭りをテーマに展開していくものです。チラシはコチラ↓
http://futabasyo.jp/modules/pico/index.php?content_id=141
地域貢献について石田さんが(出身地である)神戸市北区の地域活性化事業に係わられる予定ということもあり、また様々な社会貢献活動をされているということもあり、「まち道部」への協力をお願いしました。
その他、活動内容が周知されていない既存地域団体のあり方や、石田さんがボランティア活動をされている熊本地震の被災地の現状などについて色々お話しさせていただきました。地域の団体にせよ災害の被災地にせよ、やはり自分事(関係者)と他人事(無関係[と思っている関係]者)の隔たりから諸々の問題が生じてくるんだな、というのは話をしながら思ったことです。
そうした隔たりを「被災の語り歌」と「まち道部」の活動で埋めていきたいと考えています。そんなことができるかどうかはともかく・・・。(やまずみ)