ふたば学舎の日常

このブログでは【NPO法人ふたば(ふたば学舎指定管理者)】からの情報をお伝えしています。

明日は上映会、そして孤独・・・

明日2/4(土)はいよいよ『ゆきゆきて、神軍』上映会と原一男監督トークショーです。 

ふたば学舎(神戸市立地域人材支援センター) - 映画上映のお知らせ

トークショーでは(『ゆきゆきて』から7年後の原監督の『全身小説家』に顕著な)虚構と真実についてお話が聞けたらいいなと個人的に思っていますが、どうなるでしょうか・・・楽しみです。

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で、後は備忘録です。

アキ・カウリスマキ監督の『街のあかり』は孤独がテーマの映画ですが、フィンランドの、というかヘルシンキの孤独なんだな、というのが観ていて感じられることです(ヘルシンキには一回しか行ったことがありませんが・・・)。内容は、中島らもさん風に言えば、「なれず者」と「その日の天使」を合わせたような感じです、たぶん(説明略)。

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ところで孤独は、ヘンリー・ダーガーなどのアウトサイダー・アートに見られるように(椹木野衣アウトサイダー・アート入門』参照)、クリエイティビティに結びつくようにも思います。とはいえ、外から見ればそうであっても、孤独者からすればクリエイティブかどうかはどうでもよいことなのでしょう、きっと(説明略)。

ただそれでも、孤独がクリエイティブに見える活動に結び付く契機は何なのか気になります。キーワードは意外と「なれず者」と「その日の天使」だったりするような・・・『ゆきゆきて』にもヒントがあるかもしれません。(続く・・・と思います)(やまずみ)