5月は震災学習の受入が5件ありました。すべて県外の中学生が対象でした。
(1)10日、倉敷市立琴浦中学校173名。ふたば学舎前で、全員で炊き出し(豚汁とおにぎり)調理体験。
(2)11日、岡山市立妹尾中学校98名。避難所体験、炊き出し体験、語り部体験談、まち歩き、災害現場の知恵学習、という内容でした。
(3)14日、高知県須崎市立朝ヶ丘中学校70名。炊き出し体験、まち歩き、避難所体験、災害現場の知恵学習、という内容。
(4)15日、高知県香南市立香我美中学校56名。炊き出し体験、避難所体験、語り部体験談、災害現場の知恵学習、という内容。
(5)17日、静岡市立清水第八中学校108名。炊き出し体験の後、二手に分かれて、まち歩きと避難所体験を交互に行いました。
上記震災学習に参加した生徒のみなさんは総じて真剣に(また楽しみながら)震災学習メニューに取り組んでいました。今回の震災学習がみなさんの防災/減災意識向上の一助になればと思います。とはいえ、震災学習を通していかに震災を自分事としてとらえてもらうかについては課題が残った感じです。自分の脇をくすぐってもくすぐったくないように(脳がくすぐることを先読みするので)、あらかじめ予測できる内容に終始してしまっているのがよくないのか、実際の震災現場で生ずる予測不可能性をプログラムに組み込めばいいのか(どうやって??)、何かと改善すべき点も出てきました。いろいろ考えていきたいと思います。
中学生のみなさん、それから、震災学習の各メニューでご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
また、ふたば学舎の震災学習について、日本経済新聞(2018年4月21日、夕刊)と神戸新聞(2018年5月21日、朝刊)に紹介記事を掲載していただきました。ありがとうございました。
(やまずみ)