ふたば学舎の日常

このブログでは【NPO法人ふたば(ふたば学舎指定管理者)】からの情報をお伝えしています。

震災学習と夏祭りの実施

8月22日(水)に島根県の松江総合医療専門学校看護学科63名を対象とした2時間の震災学習を行いました。

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スライド学習、避難所体験、紙食器作り、災害現場の知恵学習という内容でした。あらかじめ学校で災害および災害看護について事前学習されていたこともあり、生徒のみなさんは自分事として震災に関する話を聞き、避難スペース作りなどの活動をされていました。山陰にはひずみ集中帯があり、地震が起こりやすくなっているという指摘もありますから(とはいえ日本ではいつどこで地震が起こるかわかりませんが)、今回の震災学習が未来の震災に備えるための学びになっていればと思います。

それから8月25日(土)に3回目となる夏祭りを実施しました。

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講堂で工作ワークショップ、1階多目的室でお化け屋敷、夜に再び講堂で『東海道四谷怪談』の上映会という内容で、延べ254名の地域のみなさんにご参加いただきました。夏祭りを含めたふたば学舎主催のお祭りの大きな目的は「顔見知り社会」を作るということなのですが、「顔見知り社会」の形成が、ひいては災害時の共助につながるものと考えております。ちょっとでも知っていれば手を差し伸べる気持ちもわきやすくなるだろうと・・・つまり、防災活動の一環としてお祭りを行っているわけです。(やまずみ)