先日、汐見氏の「学力を伸ばす家庭のルール」を読みました。
本の中で共鳴したことは、たわいのない日常会話に学力を伸ばすことが
できるということです。例えば子供とお散歩の時、子どもが道端のお花に
関心が示すと、一緒に観ながら、きれいだね。良く見つけたね。何の名前の花かな
後で調べてみようか等と会話を通しながら、思考を深めていくことができると書いてありました。私の子供たちが幼い時は、四世代同居の生活でしたので、子どもたちとゆっくり話す時間は、余りありませんでした。でも家事をしながら学校であった事等を聞く時間を大切にしたことを思い出しました。
また本を読むこと、本に触れることが学力の根底であるとの事にも同感です。本が好きな子は、文字を読むことには苦痛がない、勉強はまさに読むという作業なしではありえないからです。
センターにも、毎日多くの子供たちが遊びに来ます。本に囲まれて、本を読める空間があって、本のお話ができる居場所があればと、この本を読んで強く思いました。