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ふたば学舎の日常

このブログでは【NPO法人ふたば(ふたば学舎指定管理者)】からの情報をお伝えしています。

震災学習、そしてまち道部

昨日1/21(土)は「被災の語り歌コンサート」を北神区民センターで行いました。今回はシンガーソングライター石田裕之さんによる「被災の語り歌」のほか、阪神・淡路大震災を体験された6人の方のインタビュー映像も流しました。参加くださったのは約100名の方々です。参加者の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。このコンサートについては今日の神戸新聞朝刊に掲載されています。

↓被災者インタビュー映像

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↓2017.1.22神戸新聞記事

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で、今日1/22(日)は兵庫区役所地下大ホールで行われたNPO法人アトリエ・Petataさん主催の「震災から学ぶ『防災・減災』お絵描きで手をつなごう」で防災ゲーム「防災ダック」をさせていただきました。これまで神戸のほか、広島、宮城でも実施されているイベントで、今日は親子約30組が参加されていました。

↓防災ダック、地震の絵で子どもたちは頭を守るポーズ

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さらに、で、ふたば学舎に戻って、祭りをテーマにした大人の部活動「まち道部」のミーティングを行いました。写真は次に開催予定の祭りごとイベントを部員で試している所です。

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3月実施予定にしています。乞うご期待!(やまずみ)

震災から22年の日

今日は阪神・淡路大震災から22年となる日です。

震災犠牲者遺族としての私にとっては、1.17は記憶のふるさとのようなもので、坂口安吾ではありませんが、実は「ふるさとは語ることなし」というのが震災から22年の私感であります。

しかしながら、震災の記憶継承という観点からは語ることは重要であり、共催ではありますが、今年も1月17日に震災について考え、語るイベントを実施しました。

大阪大大学院生の高原耕平さんが中心となる7人のメンバーで阪神・淡路大震災の犠牲者の名前を読み上げる「名を呼ぶ日」が1月16日の20時から17日の早朝5時半にかけて、ふたば学舎講堂で行われました(「名を呼ぶ日実行委員会」主催)。

その後、17日の10時から2時間、「名を呼ぶ日」を振り返りながら1.17について考える公開サロン「1.17その日の迎えかた、受けとめかた」が多目的室1-1で行われ、参加者同士でそれぞれの思いを共有しました。これといった結論を出すというより、(参加者の言葉を借りれば)「ざらついたもの」を各自が持ち帰ることになった感じです。そのざらつきが震災に対してこれからも継続する思いにつながるのではないかと思います。高原さんはじめ「名を呼ぶ日」実行委員の皆様、長丁場お疲れ様でした。

また、ふたば学舎1階の震災展示オープンスペースでは新たに「ふたば学舎(旧二葉小学校)で震災から22年のふりかえり」と題する16枚のパネルを展示しています。旧二葉小学校周辺の震災前後の移り変わりが写真を通してわかる内容になっています。ふたば学舎にお立ち寄りの際はぜひご覧ください。

(やまずみ)

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舞子高校で「被災の語り歌」

今年1回目のブログです。遅ればせながら本年もどうぞよろしくお願いいたします。

本日、兵庫県立舞子高等学校の1.17震災メモリアル行事にシンガーソングライターの石田裕之さんと「被災の語り歌」で30分間出演させていただきました。

1.17震災メモリアル行事

石田さんが語り歌4曲を披露、私(山住)が進行役として曲の前後で少し話をするという構成でした。石田さんによる歌と演奏は素晴らしいもので、先生方や取材に来られていた記者の方からお褒めの言葉をいただきました。

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一方、私はと言えば、大変恐縮ながら、いつものようにその時に思いついたことを話しました。ただ、言語化された震災の記憶からこぼれる記憶という話から、フィボナッチ数列1、1、2、3、5、8、13...黄金比(1:1.618...)と無理数を連想し、過去の確定した記憶ではなく、22年経った今もずっと続く(φ的な)震災の記憶を「被災の語り歌」は表そうとしているというような話をしましたが、記憶継承のあり方としておもしろいなと自分で(!)思いました。完全に自己満足で、すみません・・・。

いずれにせよ、石田さんに披露していただいた語り歌が聴いてくださった方々の心に残っていたらいいなと思います。舞子高校の先生方、関係者のみなさま、それから参加された高校生のみなさま、ありがとうございました。

ちなみに「被災の語り歌コンサート」を3回行う予定にしています。実施日は、1/21(土)、2/25(土)、3/25(土)です。参加無料、申込不要ですので、お時間があればぜひお越しください。詳細はこちらです↓

ふたば学舎(神戸市立地域人材支援センター) - 阪神・淡路大震災を忘れない『被災の語り歌コンサート』

*司会者としてできるだけ余計な話はしないようにしようと思いますが・・・。

(やまずみ)

年内最後にイベントの告知など

今日はふたば学舎、年内最終営業日です。お世話になった皆様、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

で、最後に告知や何やかんやです。

来年1/17(火)10:00~12:00に「1.17 その日の迎えかた、受けとめかた」と題する公開サロンを行います。大阪大学大学院生らで構成される「名を呼ぶ日 実行委員会」が主催、ふたば学舎が共催で、阪神・淡路大震災から22年を迎える日に改めて1.17の記憶のあり方について参加者同士で話し合います。参加無料です。

 

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それから2/4(土)10:00~14:00に地域活性化イベントとしてドキュメンタリー映画『ゆきゆきて、神軍』の上映会と原一男監督のトークショーを行います。

ふたば学舎(神戸市立地域人材支援センター) - 映画上映のお知らせ

震災関連ではありませんが、奥崎謙三という個人を通した過去の(戦争の)記憶に関する映画で、その記憶をいかに表現する(したの)かトークショーで聞けるとたぶん思いますから、私自身は過去の記憶の表現という点で震災学習の参考にもしたいなと考えています。いずれにしても強烈な映画とトークショーです。参加費は上映会、トークショー、各500円で要申し込みです。どう強烈なのか、ぜひご覧になってください。(やまずみ)

 

(以下、雑感)

今年も震災学習などの実施にあたっては無節操にいろんな所から影響を受けました。『ゆきゆきて、神軍』における演出の仕方もそうですし、たとえば深海生物オオグソクムシの「心!」のあり様なんかにも影響されました。ちなみに、森山徹著『オオグソクムシの謎』によると、発現せずに隠れている行動がオオグソクムシなどの生物の「心」ということになるのですが、そうした隠れた行動が生じる契機は何かというと、他の生物など「うかがい知れない他者」との接触なのです。他者と接点を持つことによって、隠れた行動=心が起こる・・・たとえば、災害避難所で見ず知らずの人たちが集まることを考えれば、避難者の心は・・・などなど。

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そういえば、2年前の震災20年事業の「学生による震災20年記憶のフラット化プロジェクト」(このネーミングは渡邉英徳著『データを紡いで社会につなぐ』を参照しました)で作成した防災ソング「ぼうさい☆ジャンケンポン!」のCDジャケット。デザインは外注しましたが、口ずさみながら防災の基本的動作を学ぶ明るい曲調の歌ですので、ジャケットはポップにしたくて、デザイナーの方にThe Whoリキテンスタイン風アルバムジャケットみたいにして下さいと伝えました。

何だか常に何かの影響を受けています。

↓左が「ぼうさい☆ジャンケンポン!」、右がThe WhoTHE WHO HITS 50!』のジャケット

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被災の語り歌コンサート、ラスト3回

今年の9月から開始した「被災の語り歌コンサート・ツアー」ですが、残り3回のコンサートの日時と会場が決定しました。

(第1回と第2回についてはコチラ↓

被災の語り歌コンサート・ツアー、第1回が終わり、次は第2回 - ふたば学舎の日常

震災の記憶を歌で、体験学習で、映画で伝える - ふたば学舎の日常

以下がチラシです。

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すべて阪神・淡路大震災の記憶を歌によって伝える内容で、シンガーソングライターの石田裕之さんに歌ってもらいますが、各回構成や出演者が異なります。入場無料、申込不要ですので、お気軽にお越しください。(やまずみ)

 

まったく余談:ローリング・ストーンズの新譜『ブルー&ロンサム』は全曲ブルースのカバーで素晴らしいアルバムですが、カバーする時のストーンズ特有のアレンジ(解釈)力に加えて、どの曲もすごく深みを帯びているのが驚きです。で、震災の記憶継承については、約22年前の記憶をいかに「アレンジ」して、記憶が有する不安定さやほころびを取り戻すかを考えたりするのですが、意外とストーンズにヒントがあったりしてと思った次第です。

今年3回目の1泊避難所体験

昨日から龍谷大学の学生さん14人を対象に1泊避難所体験を行っています。

語り部体験談、防災の知恵学習、避難スペース作り、防災ゲーム、まち歩き体験、といった内容で、学生さんらが知らない約22年前の阪神・淡路大震災を(疑似)体験してもらっています。

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今年は結局ふたば学舎で1泊避難所体験を3回実施しました。来年は何回行うかわかりませんが、2泊にすればリアリティが増すのではないかとふと思います(個人的には体力的にきついです・・・)。(やまずみ)

東京の高校生を対象にした震災講話

本日、東京都立日本橋高等学校2年生280名を対象に震災学習を行いました。

内容は、阪神・淡路大震災に関する語り部体験談です。語り部は、元二葉小学校教員の佐々木勉さん、現在長田港で漁師をされている尻池宏典さんのお二人。

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佐々木さんには地震が起きた後、避難所となった二葉小学校と担任だったクラスの子どもたちのことについて、そして震災時に高校生だった尻池さんには自宅でどのように被災されたか、その後どのような気持ちと行動の変化があったのかなどについて語っていただきました。

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生徒の皆さんは昨日、広島で平和学習を受け、今日は神戸で震災学習の後、自由行動ということでしたが、神戸の街並みを眺めながら、ふたば学舎で聞いた21年前の震災の記憶を思い起こしてもらえればいいなと思います。(やまずみ)