ふたば学舎の日常

このブログでは【NPO法人ふたば(ふたば学舎指定管理者)】からの情報をお伝えしています。

事務局長を退職します。

 

 6月1日のNPO法人ふたばの総会で、正式に後任の事務局長と交代致します。有給休暇消化で、在職は7月20日までですが、実際に勤務するのは、6月半ばまでです。

平成22年11月の開館の立ち上げから、6年弱ふたばの運営に携わって参りました。開館当初は、ふたばの知名度もなく部屋の利用も少なく、運営のシステムも確立されてなく、尚且つマネジメントには経験不足の私でしたので、地域の皆さんのご支援や理事たちにずいぶん助けて支えて頂きました。感謝の言葉しかないです。

ふたば学舎の指定管理は、地域団体の会長が理事となって構成しているNPO法人ふたばが委託を受けています。私は北区に在住し、例え何か不祥事が生じても、影響は少ないのですが、理事は皆さん、ふたば学舎の近隣にずっと住んでおられる方々なので、ご迷惑が及ばないようと心掛けて運営して参りました。また、立ち上げの時のスタッフ、現在勤務しているスタッフも、全員がふたばを愛し、ふたばのために頑張って働いてくれています。良いスタッフに恵まれて、私は幸せものだと思っています。

私の退職の大きな理由は、ふたば学舎の運営で、私ができなかった面を補えて下さって、さらに市民の皆様にとって良い施設になるために、バトンタッチすることを決めました。

これまでのいろんな場面が思い出されます。

最後まできちんと仕事をさせて頂き、身を引こうと思っています。

ありがとうございました。

    (皆様の「ふたば学舎」ですよ!来館をお待ちしてます)

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「ふたば学舎」への貢献ありがとうございました。

 四月は、この施設地域人材支援センターが「ふたば学舎」と名称変更になり、

 新しい名前の歩みが始まります。始まりがあれば終わりがあるように、この施設のために、働いてくれたスタッフの一人が3月末で退職しました。この施設の過度期に、働いてくれて、大きな貢献して下さりました。彼女の真面目さや優しさ、きちんと仕事をしていた姿が思い出されます。またムードメーカーの彼女のお蔭で、事務所の中の雰囲気もなごみました。施設は、そこで働く人の心構えや温かい雰囲気が、利用者の方々に影響すると考えます。なので一緒に働く仲間の和は大切だと思います。そして共に働く一人ひとりがこの施設の歴史を作っているんだと思います。彼女の働きも、この施設の歴史の1ページになりました。2年2か月余り「ふたば学舎」に貢献して下さって本当にありがとうございました。これからは、利用者としてふたばを活用して、繋がっていくことを願います。そして、これまで「ふたば学舎」に働いて下さった方々に、いつも感謝しています。皆さんの支えがあっての、「ふたば学舎」の歴史です。

 

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「ふたば学舎」の庭で咲いたばらをあなたに

 

センターの名称が「ふたば学舎」に変わります。

 神戸市立地域人材支援センターの名称は、平成22年11月の開館から、市民の方々がどんな施設なのかが、イメージできずに、人材派遣のセンター等、間違えて電話を頂くことが多々ありました。

翌年の平成23年に、愛される施設になるためには、名前は大切なことだと思い、理事会で相談して愛称募集の企画を市民参画局に提出しました。その結果、愛称募集をしても「ふたば」の名前での応募が多かったら困る、このセンターは神戸市の施設だから、地域に特化した名前では困るとのことで、愛称募集のことは却下になりました。

変更については、市民の方々に馴染みにくい名称だからと、何度も説明させて頂きましたが、名称変更には、庁内での調整が必要なので難しいとのことでかないませんでした。

あれから5年です。明後日から神戸市立地域人材支援センターが、ふたば学舎になります。地域団体である「旧二葉小活用委員会」が、名称変更の要望書と「ふたば学舎」の名前と共に市長に提出して、変更にいたりました。

名前は大切です。こどもの名前も、親御さんが一生懸命に、こどもの成長や幸せを考えてつけます。この度の施設の名称も、地域の方がにわかりやすく愛される施設になるよう願いを込めてつけました。思いのこもった新名称と共に、これからの5年、10年、ふたば学舎が、多くの市民の方々の癒される場所となるよう職員一同頑張っていくつもりです。

また、久元市長さまのブログに、名称変更が書かれていましたので、フェイスブックに掲載しております。気にかけてくださりありがとうございました。

暫くは、名称変更で戸惑うこともあるかと思いますが、今後ともご利用を下さりますようお願いいたします。

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木蓮の花が、咲きました。

 当センターの駐車場の脇に咲いている、木蓮の白い花が見事に咲き誇っています。

3月頃に咲く、葉っぱがなく、枝に白い大きな花を咲かす木蓮を見る度に、5年前の衝撃的な東北大震災を思い出します。そして3年前に行った、閖上地区の流されて何も残っていない光景が今でも忘れられない。どうしているのか?復興は順調に進んでいるのか?毎日の忙しさに追いかけられて思い出すことが少なくなったけど、木蓮を見る度に「東北のことを忘れてはいけない」と思っています。

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長田区ふれまちフェスタ盛況でした!

  長田区21のふれあいのまちづくり協議会が、実行委員会形式で行う、

 「長田区ふれまちフェスタ」が、今日盛況に終了しました。

 このフェスタは、5年前に各ふれまち協の活動報告や交流・情報交換を目的に

 発足しましたが、年々来場の方が増えて、今回は900人の方がお見えになりました。実行委員会なので、舞台の司会、会場係、控え室係りなど、開催の役割すべてを各ふれまち協が担当して行います。

 センターの2階では、ふれまち協の手芸や工作、絵画の作品展示など、軽食は焼きそば、おでん、お寿司などを販売しました。3階ではお茶席や舞台での発表と、一日センター内で楽しめるように工夫しました。無料の綿菓子も好評でしたよ。

チームワークも抜群で、会場設営から閉会まで、最後まで皆さんで行いました。このフェスタによって、舞台に出演の方々は、来年も参加する意気込みで、元気になるようです。また、各ふれまち協の活動を知ることで、運営の刺激になったとの声も聞かれました。

なんにしても、舞台の終了まで、300人の方々が、残っているイベントは、凄いと思いました。

 

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フィリピンは、暑かった。

 1月29日から2月1日まで、85歳の母の用事で、二人でフィリピンに行ってきました。沖縄から台北で乗り換えてマニラまで、飛行時間は4時間程でしたが、極寒の日本から30度のフィリピンは暑くて、世界の広さを感じました。

 私用で行くフィリピンですが、折角なので、現地で学んでいる日本の子供たちにも、日本と同様に災害に対しての学習をと思い、歌詞を覚えることで、災害時の備えにもなる、当センターの震災学習で使用している「ぼうさいじゃんけんぽん」を、マニラ日本人学校に届けました。

 この学校は、在フィリピン日本人の子供たちが、初等と中等部で約400人の児童生徒が学んでいます。フィリピンの行く前に、この学校の百瀬教頭先生に連絡をとり、当センターの「ぼうさい ジャンケンポン」の歌の目的を説明し、現地での災害教育での活用を了解していただきました。またフィリピン日本大使館にもお届けしました。

それから、日常生活には不自由のない元気な母ですが、さすが足は弱くなって、長距離を歩くと足が痛くなるので、各ターミナルで車いすの手配をしました。各空港で飛行機から降りると、車いすと係りの方が待機され、入国出国の手続きの時も一緒についてきて下さって、親切な対応に感謝し、高齢者や障害のある方に、優しい配慮がどの国も行き届いていることに、感激した旅でした。

 

黒田征太郎さんとの出会い

 黒田さんとの出会いは、3年前になります。新潟県長岡市の八月は、とても暑い日でした。私は、暑いあついと言いながら職員と共に、きおくみらい 長岡震災アーカイブセンターでの仕事が終わり、ホテルに帰る途中の長岡市役所の前で、イベントがありました。汚れたたジーパンを着て、子供たちと一緒にくれよんで画用紙にとりの絵を描いている方が、黒田征太郎さんでした。その時はまだ気づいてなく、どうして鳥の絵なんですかなどと不躾な質問をしていたら、職員が黒田征太郎さんではないですかと教えてくれたのです。確かめたらまさしく黒田さんでした。私が中越地震のことで、神戸から来たのです等と話をしたら、阪神・淡路大震災時に、長田にいて商店街の看板などを書いておられたと話されました。少し厚かましいとは思ったのですが、もしご都合が合えば、長田にきて震災のお話をお聞きできますかと尋ねたら、良いですよを連絡先を頂戴しました。それがご縁でした。

毎年1月17日の当センターの「1,17やさしさわすれないでinふたば2016」の「絵話教室」来ていただき今回で3回目になります。

震災から21年になります。でも忘れてはイケナイ1,17です。

今日は、40人の方々が「絵話教室」に来られました。心あたたまる絵ができました。

センター1階のオープンスペースに展示しております。どうぞご覧になってください。

 

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