明日9/22(金)19:00~(20:00頃まで)音楽室2で「R&Rレコード、きいてく?」と題するレコード鑑賞会を行います。今回は1983年にリリースされたロックンロール・アルバムに限定しています。こちらで用意しているのは、ボブ・ディランの『インフィデル』とルー・リードの『レジェンダリー・ハーツ』の2枚です。1983年リリースのR&Rレコードでしたら、持ち込み可としています。行ってみようかなという方がいらっしゃったら、明日のことで恐縮ですが事前にふたば学舎(TEL:078-646-8128、E-mail:taiken@futabsyo.jp)までご連絡ください。(やまずみ)
(以下、蛇足)
このレコード鑑賞会は、ふたば学舎・まち道部のマイナー企画「一人が好き」シリーズ第一弾として開催します。まち道部は、祭りを通した顔見知りの多い地域づくりを目指す、大人の部活動という位置づけですが、地域の中には「大人数より一人が好き」という人もいるだろう(?)と思います。「誰かとつき合わなければならないと想像するだけで嫌になる」と書くのはポルトガルの詩人フェルナンド・ペソアですが、ペソアは多数の異名を使って書く、複数の創造された人物が内在する詩人でした。「斜めに進む微睡(まどろ)みによって、私は他者だった」(ペソア「不穏の書」澤田直訳)。そうしたペソア的傾向(!?)のある人が参加しないかなとLP『インフィデル』(信者/不信心者)と『レジェンダリー・ハーツ』(退廃/健全)を選んだわけだったりします。とはいえ鑑賞会当日は、両LPにまつわる細かな話はせずに(「一人が好き」シリーズですから)、ただ音を楽しむだけになります。今後、「一人が好き」シリーズの参加者が、結果的に「連帯というには憚れる連帯」を形成することになればいいなと考えています。鑑賞会の次はどんな催しがあるのか期待が膨らみますね(???)。