ふたば学舎の日常

このブログでは【NPO法人ふたば(ふたば学舎指定管理者)】からの情報をお伝えしています。

忍びの里(?)の子どもたちをお出迎え

昨日に続き、本日も地域人材支援センターでは
震災体験学習の受け入れが行われました。
お越しになったのは、三重県伊賀市立 長田小学校
より6年生13名+先生3名。
当然ながら、みんな若くて元気! (せ、先生方も勿論お若かったです!)

本日はセンターでの滞在時間が限られていた
こともあり、私たちの考えたプログラムも敢えてギュッ!
と絞り込んだ濃縮方式となりました。

スライドを用いた震災講義、語り部体験談、
そして阪神淡路大震災当時の記録写真を片手に
地域周辺を歩いてもらうことで、震災の重みを
参加者に体感してもらうためのプログラム“まちあるき”。
この“まちあるき”では、センターから大正筋商店街を
抜けて鉄人28号モニュメントが建つ若松公園までの
道のりを、地元の商店主さんに付き添っていただく形
でのご案内となりました。

鉄人モニュメント前で記念写真を撮ったところで、
長田小学校のみんなは本日の宿泊先である京都へと出発、
無事に本日の体験プログラムを終えたのでした。
語り部のみなさん、商店主さん、ご協力誠にありがとうございました。


とても印象的だったのは、語り部さんたちが語る
言葉を一言たりとも書き漏らすまいとノートに鉛筆を
走らせるみんなの真剣な表情。

質疑応答の時間には我こそはと率先して手を挙げ、
大人も顔負けの鋭い質問を投げかけてくるそのまなざし。
世の中には、“子どもには分からない”ではなく
“子どもだからこそ分かる”事柄があるのかもしれないなあと、
思わず考えを改めてしまうような、今日の私の“体験”でした。

みんな、今日はゆっくり休んでね。
そして “学習”もいいけど、機会があったら次は“遊び”にも来てください!


みんな、本当に真剣に講義を聴いてくれました

語り部さんの震災体験談には、互いに言葉に詰まってしまう場面も・・・

語り部初参加のHさん(写真中央)は、名曲「しあわせはこべるように」も弾き語りで披露

目の前の風景と過去の写真との落差に驚きの目を向ける子どもたち

最後はみんなで元気に「ガオ〜ッ!」